元警察官が探偵を営む理由
元警察、探偵という検索をネット上で検索をして見たんです。
すると、「元警察を宣伝文句にする探偵が…」
などと、どちらかと言うと批判めいた内容でした。
何故、公務員であり、警察官という社会地位が確立された者が、探偵といった地位のない職業を選ぶ必要があったのか?
警察と売りにしたところで、警察も不祥事を起こす者も居る、決して、安全安心ではない。
など云々と…
ではその筆者にお伺い。
何故あなたは探偵という職業を選んだのでしょう?
テンセイリサーチの代表は、確かに数ある元警察が経営する探偵のひとつです。
私が、探偵という職業を選んだのは大きな理由があるからです。
まず、私が警察を辞めた理由。
お気に入り登録して頂いている方はご存知かも知れませんが、私は、癌を患い、半年との余命宣告され未だに生きてるしぶとい人間です。
警察を辞め、直ぐに探偵になろうなんて決して思っていません。
一度も一般社会に出ることも無く、いきなり警察組織に入った人間です。
人生で言えば、警察組織しか知らない一種の「籠の中の鳥」でした。
籠の中の鳥が生死を彷徨う経験をすると、籠の中から出て違う世界を見たいと思うものです。
余命宣告され、生還された方なら誰しも違う自分を求めるのかも知れません。
私は、その中のひとりです。
外の世界は、籠の中(警察組織)から見る世界とは全く違います。
いや、全く違いました。
籠の中から出た私は色んな世界を経験しました。
もしかすると、何人分かの人生経験をしたかも知れません。
そんな中、とある会社の社長がとある有名な探偵に探偵を依頼したことで、とてつも無い犯罪を犯して居たのです。
その探偵社は完全な犯罪の幇助です。
どこの探偵も犯罪の恐れがある場合、業務を打ち切ります。
大きな会社の社長の事ですから、多額な報酬を出したのでしょう。
この為、依頼を断る事が出来なかったのでしょう。
犯罪を幇助する様な、探偵が大きな看板を掲げて善人ぶってる事に凄い憤りを感じたのを今でも覚えています。
私は、会社役員の知らないところで社長の為に、全て和解へと導きました。
後に、馬鹿げた役員の言動に呆れ退社し、探偵の道を歩む事を決めたのです。
探偵業を営むにあたって、確かに前者の方々言われる様に、籠の中であったが故に出来たことが多々ある事は痛感します。
が、調査の結果、民事に関する事は士業に、犯罪に関わる事は警察にと振り分ける知識、依頼者を犯罪者にする事を避ける良識な判断はあります。
何でもかんでも、調査の依頼を受け多額な報酬を得るだけが探偵ではありません。
私が個人で営む理由は、人件費などの経費を捻出するが為に犯罪行為であろうが、犯罪になり得る可能性がある調査を行わなくて済む事です。
お金儲けの場として探偵を営んでいるわけでは無い。
これが、批判されるあなた方とは違うところと私は思っております。
いつも、読者となって頂いている方、長々と役にも立た無いブログを最後までお読み頂き申し訳ありません。